偉大なる 如来の使いと 休みなく
   この地も霊山 この地も仏土か


「木は、土の中で根っこを伸ばすとともに、空高く向かって成長する」と、アフリカの環境の母マータイ博士は語られた。
大地に深く根を張ってこそ大樹となる。
人も組織も同じである。
根無し草では、時代の激流に押し流されるだけだ。
いかなる嵐にも揺るがぬ根――それは地域という最も身近な大地に張られる。


私たちの師匠であられる戸田城聖先生は、よく言われた。
「大事なのは足元だよ。足が地についていなければ、観念だ。
 何があっても浮き足立つな!
 妙法の旗を高く掲げ、地域の大地にしっかりと立つことだ。
 地域を磐石に築いた者が勝者となる」
来る日も来る年も、わが誉れの友は誓願の地域で、人間の輪に飛び込み、対話を重ね、信頼を広げる。
どんなに離れていても、いつも私の心に光っているのは、最前線の尊き同志の方々である。


大白蓮華2009.2月号〜


(続く)


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戸田先生のお言葉が胸を突く。
地域でなくてはならない人材になりたい。
お役にたてる自分になりたい。
今の地域を守り尽くせる自分になる。
それが今の一番の目標。(きょん)