”常勝の新殿堂”関西池田記念会館がオープン―――
喜びに湧く関西の友は、戦う息吹にあふれてる。
 
先日参加した会合でのこと。
婦人の手が上がった。
入会50年を迎えた今年、奇しくも新会館の誕生と重なった。
言わずにはいられなかった。
「この意義ある時に、折伏で祝賀します!」
 
壮年も立ち上がった。
「新会館を荘厳するのは、壮年部の戦いだ!」
88歳とは思えない迫力。
師への報恩感謝が全身にみなぎる。
青年部も思わず、居住まいを正した。
 
小さな会館から始まった関西の師弟共戦。
音楽学校の校舎を改築した旧関西本部は、多くの人が歩くと軍艦のように揺れた。
昭和31年、ここで池田室長は「黒田節」を舞い、「大阪の戦い」の出陣を開始した。
 
昭和55年、落成まもない関西文化会館に名誉会長が訪れた。
「会長辞任」から1年。
”ひと目でもお会いしたい”と7日間で、じつに5万人が集った。
だれもが、師との”今再び”を誓い合った。
 
新会館とともに、錦宝会の大先輩も、後継の青年部も、
一丸となって明年の「大阪大会50周年」へ出発した関西の友。
 
その胸に燃え上がるのは、半世紀前、
名誉会長が命を懸けて示した、「戦いは負けたらあかん!」との”常勝の魂”だ。
 
(馨)
 
聖教新聞2006.12.4〜