仏法では「随自意」と説く。
根本に他者を思う慈悲があれば、嫌われることを恐れず、
自身の信念を堂々と述べることこそ重要だ。
もちろん、他者の意見を聞くことは当然だが、
それらにいたずらに左右されることなく、
自分らしく、信念をもって生き抜くことが大切といえよう。
池田名誉会長は、
創価学会は尊貴なる仏意仏勅の教団である。
 その素晴らしさを、ありのままに随自意で示していけばよい。
 そうすれば自他ともに功徳を受ける」と語っている。
自分の意見を伝えるには、時には「勇気」が必要だ。
それこそが日蓮仏法の魂であり、歴代会長の大精神である。
対話の機会が増える年末年始を迎える。
自身の誠意を率直に伝える、真心の対話を心がけたい。
 
聖教新聞 2006.12.22(抜粋)〜