何かあるたびに、直ぐにくよくよし、悪い方向へ、悲しい方向へ、
愚痴の方向へと受け止めていたのでは、人生は暗くなる。
つまらない。
宿命転換の力も出ない。
何があろうとも、全て良い方向へ、元気が出る方向へ、変毒為薬の方向へ、
朗らかに強く受け止めていくことである。
そうできるのが「信心」である。
この微妙な心の持ち方、一念の方向性によって、幸・不幸は大きく左右されてしまう。
どうせ生きるならば、すべてを前向きに、楽しく捉えて生きたほうが幸せである。
その逞しき喜びの一念こそが、宿命転換を急速に実現していく。
〜第5回東京総会、全国代表者幹部会 1992.05.12〜