虹の舞一

人間・・・

なんと尊きものよ!

なんと強きものよ!

なんと美しきものよ!
 
 
我欲と保身と嫉妬に狂う人の世の現実は、
あまりにも冷酷であり、人の心は弱く、移ろいやすい。
 
しかし、仏法の眼を開けば、見えるはずだ。
 
すべての人の胸中に宿る、尊極無上なる生命の宝玉が!
 
そこから発する、慈悲と勇気と創造の光彩が!
 
ゆえに私は人間を信ずる。
 
人よ光れ!
 
太陽のごとく、その生命を輝かせゆくのだ。
 
そして、苦悩の雨雲を破り、幸福と平和の虹を晴れ晴れと懸けよう。
 
それがわれらの、人間革命の大運動なのだ。
 


聖教新聞 2006.9.1〜