新・人間革命

 『人生の勝利者の多くに共通』

松下(幸之助)はさらに続ける。 「私の場合、その日その日を精いっぱいに努力してきたということに尽きるように思われます。 そして、その過程のなかには、常に希望があって、それが苦労とか苦闘を感じさせなかったのではないかと思っております」 "さすが…

さあ、心軽やかに、新しい歩みを踏み出そう。 人生は、限りある生命の時間との闘争だ。 なれば、間断なき前進の日々であらねばならない。 〜掛け橋より〜

 陽光 1

生きるということは、戦うということである。 細胞も戦っている。 血液も戦っている。 人生も闘争だ。 文豪ゲーテはうたう。 「わたしは人間だったのだ。そしてそれは戦う人だということを意味している」 私たちはなんのために戦うのか。 自身の幸福のためで…

 凱歌 42

すぐ後ろにいた同行の田原薫が、慌てて伸一の腕を取り、身体を支えた。 「先生、今日の大学訪問は中止しましょう」 伸一の言葉が飛んだ。 「そんなことはできない! 総長は、大学の在り方について深く考えられ、私と話をしようと、待っておられるんだ。 何が…

 凱歌 41

人生は不測の事態の連続といえる。 そのなかでいかに行動するかに、人間の生き方が現れる。 〜聖教新聞 2006.12.20〜

 凱歌 40

御聖訓には 「しばらくの苦こそ候とも・ つい(遂)には・たの(楽)しかるべし」(御書1565頁)と。 苦闘を超えてこそ、凱歌は轟くのだ。 〜聖教新聞 2006.12.19〜

ユーモアは、人の心を和ませようとする人間性の現れである。 〜聖教新聞 2006.12.18〜

 凱歌 38

弟子の勝利は師の勝利であり、師の勝利は弟子の勝利であった。 〜聖教新聞 2006.12.16〜

 凱歌 37

伸一は、ひとたび結んだ友情と信義は、生涯、貫く決心でいた。 「あらゆる友情の基礎は、誠実ということです」 とは、哲学者ヒルティの信念である。 〜聖教新聞 2006.12.15〜

 凱歌 36

皆が喜びを分かち合う姿の中に、団結はある。 〜聖教新聞 2006.12.14〜

 凱歌 34

伸一は、その一人ひとりに励ましの言葉をかけ、自ら料理を配った。 仏子(ぶっし)への奉仕のために自分がいる―― ――伸一も、峯子も、常に、そう心に決めていたのだ。 また、その心こそ、学会の人間主義の原点である。 〜聖教新聞 2006.12.12〜

 凱歌 33

人間主義とは、たとえば、人目につかぬところで、最も苦労している人を、 最大に讃える行為の中にあるといえるかもしれない。 「皆さんは、開所式の勤行にも参加できず、陰で頑張って下さっている。 そうした方々がいるからこそ、式典の成功もある。 皆さん…

 凱歌 32

女性の力は大きい。 学会の宝であり、偉大なる太陽です。 大事な事は、婦人部に行って、自分がどういう立場になろうが、 信心だけは一歩も引いてはならないということです。 結婚すれば家事や育児に追われることになるし、 婦人部にいけば、周りはみんな先輩…

 凱歌 32

一人を大切にし、一人の人に、勇気と使命の火をともす。 胸中に幸福の花を咲かせる―――そこにしか広宣流布の大道はない。 〜聖教新聞 2006.12.8〜

 凱歌 31

彼女(ペルー女子部長ミツエ・フクロイ)は、その約束を果たそうと、 節約に節約を重ねて、費用を捻出し、日本での夏期講習会に参加した。 そこで、伸一の激励を受けた彼女は、ペルー広布を、さらに深く心に誓ったのだ。 そのために、女子部として何をすれば…

 凱歌 30

(略) この席上、人事も発表され、新たにペルーに指導長が設けられることになり、 島井国太郎が就任し、皆に紹介された。 (略) 島井は海外特派員の希望はあったが、 日本とは正反対に位置するペルーに行くなど、考えたことも無かった。 まったく予期せぬ…

 凱歌 29

広宣流布のために、喜び勇んで資財を投じて戦う――尊い菩薩の振る舞いである。 その信心の「志(こころざし)」は、永遠の大福運となることは間違いない。 謙虚な人には感謝がある。 感謝の心は、感動と感激を生み、幸福の源泉となる。 〜聖教新聞 2006.12.5〜

 凱歌 28

「未来の勝利のために今があるんです。」 〜聖教新聞2006.12.4〜

 凱歌 27

伸一は不屈の闘魂がある限り、障害こそ跳躍台になることを確信していた。 勝因は苦境の中にあるのだ。 「あきらめず頑張り通していくことです。 そのためにも、まず十年先を目標に前進していっていただきたい」 〜聖教新聞 2006.12.2〜 ・・・・・・・・・・…

 凱歌25

広宣流布の推進のためには、まず足元を固める事だ。身近な人たちを最大の理解者にすることだ。そこから新しき道が開かれるのである。 〜聖教新聞 2006.11.30〜

 凱歌 24

大事業を成功させるには、それなりの時間が必要だ。 ましてや広宣流布という未聞の大業を成し遂げるには、堅固な土台を築かねばならない。 その場しのぎの、いい加減なものをつくってよしとしていれば、 やがて将来、ここから崩れ、広宣流布は破綻していくこ…

 凱歌21

伸一は、メンバーを守るために、 誤りなく、創価学会の真実を伝えようと必死であった。 この時を断じて逃すわけにはいかなかった。 一念を込めた真剣勝負の語らいは、 相手の魂を打ち、共感の響きをもたらす。 〜聖教新聞 2006.11.25〜

 凱歌3

勝った時に、成功した時に、未来の敗北と失敗の因をつくることもある。 負けた、失敗したという時に、未来の永遠の大勝利の因をつくることもある。 ブラジルは今こそ立ち上がり、これを大発展、大飛躍の因にして、 大前進していくことだ。 また、そうしてい…

 虹の舞

人の心を打つのは、話術の巧みさではない。 美辞麗句でもない。 「君よ立て!」との生命からほとばしる必死の思いが、 友の心に働きかけるのだ。 励ましとは、炎の一念がもたらす魂の触発なのである。 =新・人間革命 虹の舞26 2006.10.2=

 虹の舞一

人間・・・ なんと尊きものよ! なんと強きものよ! なんと美しきものよ! 我欲と保身と嫉妬に狂う人の世の現実は、 あまりにも冷酷であり、人の心は弱く、移ろいやすい。 しかし、仏法の眼を開けば、見えるはずだ。 すべての人の胸中に宿る、尊極無上なる生命…

行学を貫く人こそ、 人間にとって尊極の勝者の道を歩む人であり、 永遠に不退必勝の人なのだ。 〜聖教新聞2006.8.25〜

 練磨

山本伸一の話は、青春時代の自分の体験に及んだ。 戸田先生が事業の再建のために苦闘されていた時代が、 私にとっても、最も苦しい時代でした。 健康状態も最悪であり、給料は遅配が続き、無理に無理を重ねていました。 そして、先生とお会いした時に、つい…