凱歌 33

 
人間主義とは、たとえば、人目につかぬところで、最も苦労している人を、
最大に讃える行為の中にあるといえるかもしれない。
 
「皆さんは、開所式の勤行にも参加できず、陰で頑張って下さっている。
 そうした方々がいるからこそ、式典の成功もある。
 皆さんこそ最大の功労者です。
 その努力は、必ず大功徳、大福運となります。
 これが生命の法則なんです。
 それを確信することが、信心の眼(まなこ)を開くということなんです」
生命の因果の理法から逃れる事は、誰もできない。
誠実の人こそが、最後の勝利者となる

これが仏法の世界である。
 
聖教新聞 2006.12.9〜