女性に贈ることば 365日

 
二月四日
苦しい時は、この闇が永遠に続くような気がするものです。
しかし、そうではない。
冬はいつか必ず春になります。
永遠に続く冬はない。
誰よりも苦しんだあなたが、誰よりも人の心がわかるあなたなのです。
誰よりもつらい思いをしたあなたは、
誰よりも人の優しさに敏感なあなたのはずです。(45ページ)
 
二月五日
親が周囲が、思春期の特徴をよく理解することだ。
子どもの言うことをよく聞いてあげる。
子どもをありのまま受け入れる。
さらに子どもがほっとする居心地のいい家庭をつくる。
そういう努力をはならいながら、
思春期は勇気をもって耐える期間であると受け止めて、
接していってはどうだろうか。(46ページ)