教育

 女性に贈ることば 365日

四月十二日 親は子どものよき友だちであれと私は願う。 子どもに愛情をもたぬ親はないが、もうひとつ、友情をもてと言いたい。 友情をもつというのは、子どもを立派な人格として尊重することである。 (115ページ)

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三月三十一日 子どもたちへの無関心は、放任に通じる。 親同士も声をかけあい、 互いに子どもたちの成長を見守るように心がけたい。(102ページ)

 女性に贈ることば 365日

三月二十六日 恩を知り、恩に報いていくことが、人間の歩むべき道である。 親を愛し、親に心の底から感謝できるようになっていくことが、 人間としての深まりであり、成長の証と言ってよい。 そのように人間として成長していってこそ、自らもよい顔となり、…

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三月二十四日 子どもは本来、伸びよう、成長しよう、という生命の勢いをもっている。 何かのきっかけで、ぐんぐん伸びていくときの子どもの成長の速さは、まことに目覚ましい。 子育てとは、基本的には、この子どもの生命力の流れを正しく導き、 成長をはば…

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三月十九日 観念だけでは、真に人間を育てることはできません。 実際に体を動かし、汗を流し、ともに泣き、ともに笑い―― そうした人間同士の打ちあいのなかでこそ、人は磨かれていくものです。(90ページ)

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三月五日 命にはかぎりがある。 だからこそ、何に命を使うかが重要です。 人間を育てることは、最高に尊いことではないだろうか。(76ページ) 〜同志シンさんより〜

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三月三日 躾(しつけ)や教育に、こうでなければならないという決めつけは禁物である。 「桜梅桃李」――― 桜は桜、梅は梅の言葉通りに、それぞれの子どもの長所を伸ばし、 特性に合った生き方を選ばせてあげられるような環境を、 できるかぎり用意してあげた…

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二月二十五日 赤ちゃんが初めて自分を見つめて笑ってくれた時、 片言のことばでしゃべった時。 初めて自分の足で歩き始めた時―――。 毎日が驚きと感動の日々だったと思います。子どもがだんだん大きくなると、そうした感動を感じることは少なくなるかもしれま…

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二月十六日 本当に自分のことを理解してくれる人がいるかぎり、 安心して力を出すことができる―――それぐらい、心の絆は重要です。 親子の絆、教師と生徒の絆、師弟の絆と、さまざまな絆があるが、 人生の年輪を重ねれば重ねるほど、そのありがたみがわかるよ…

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二月十三日 時間がたくさんあるからといって、いい子育てができるわけではない。 たとえ時間が限られていても、聡明な心があれば、 子どもとの凝結した触れあいはつくれるものでしょう。(54ページ) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ※この…

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二月十日 家庭教育へのアドバイス――― ○子どもと交流する日々の工夫を ○父と母が争う姿を見せない ○父と母が同時に叱らない ○公平に。ほかの子と比較しない ○親の信念の生き方を伝えよう(51ページ) 〜同志シンさんより〜

 女性に贈ることば 365日

二月四日 苦しい時は、この闇が永遠に続くような気がするものです。 しかし、そうではない。 冬はいつか必ず春になります。 永遠に続く冬はない。 誰よりも苦しんだあなたが、誰よりも人の心がわかるあなたなのです。 誰よりもつらい思いをしたあなたは、 誰…

 「女性に贈ることば 365日」

一月十三日 子どもを一個の人格として尊敬できる親こそ、 立派な家庭人というべきである。 このような家庭人が、社会にあってはよき社会人であることは 疑いようのないところである。(22ページ) 〜同志シンさんより〜