母親

 女性に贈ることば 365日

四月六日 子どもが楽しく喜んで学校に通うことができるかどうかは、 最初のスタートにかかっています。 わずかの時間でも、お母さんが笑顔で送り出し、 また子どものほうから何か話しかけてきた時には、決して面倒がらずに、 しっかり耳を傾けてあげること。…

 女性に贈ることば 365日

四月四日 母よ 大楽観主義者の母よ! 誰でも あなたの名を呼ぶとき 暖かな春が 胸に よみがえる 誰でも あなたの声を聞くとき 懐かしい故郷から 生きる力を得る(107ページ)

 女性に贈ることば 365日

三月二十四日 子どもは本来、伸びよう、成長しよう、という生命の勢いをもっている。 何かのきっかけで、ぐんぐん伸びていくときの子どもの成長の速さは、まことに目覚ましい。 子育てとは、基本的には、この子どもの生命力の流れを正しく導き、 成長をはば…

 女性に贈ることば 365日

三月十五日 子どもは、いつか、独り立ちしていかなくてはならない。 「子どもを『幸福にすること』と『甘やかすこと』を混同してはいけない」 とはフランスの思想家ルソーの言葉です。 子どもを幸福にするために大切なのは、どんな試練にあっても、 それに負…

 女性に贈ることば 365日

三月八日 雨が降ろうが、風が吹こうが、 寒さにふるえようが、または傷つき敗れても、 家庭に帰って、母の温かい生命に触れさえすれば、 心身の傷は癒える。(79ページ)

 女性に贈ることば 365日

三月五日 命にはかぎりがある。 だからこそ、何に命を使うかが重要です。 人間を育てることは、最高に尊いことではないだろうか。(76ページ) 〜同志シンさんより〜

 女性に贈ることば 365日

三月三日 躾(しつけ)や教育に、こうでなければならないという決めつけは禁物である。 「桜梅桃李」――― 桜は桜、梅は梅の言葉通りに、それぞれの子どもの長所を伸ばし、 特性に合った生き方を選ばせてあげられるような環境を、 できるかぎり用意してあげた…

 女性に贈ることば 365日

三月二日 母は、わが家の太陽である。いな、世界の太陽である。 いかに暗く厳しい状況になっても、母がいれば、笑顔満開の光が消えることはない。(73ページ) 〜同志シンさんより〜

 女性に贈ることば 365日

二月二十五日 赤ちゃんが初めて自分を見つめて笑ってくれた時、 片言のことばでしゃべった時。 初めて自分の足で歩き始めた時―――。 毎日が驚きと感動の日々だったと思います。子どもがだんだん大きくなると、そうした感動を感じることは少なくなるかもしれま…

女性に贈ることば 365日

二月十九日 子どもが起こす問題行動は、何か意味がある。 子どもの心が発するシグナルです。 心のどこかがおかしくても、子どもは、それをうまく表現できない。 また、自分でもよくわからないのが実際でしょう。 子どもの行動を意味を理解し、対応してあげる…

 女性に贈ることば 365日

二月十六日 本当に自分のことを理解してくれる人がいるかぎり、 安心して力を出すことができる―――それぐらい、心の絆は重要です。 親子の絆、教師と生徒の絆、師弟の絆と、さまざまな絆があるが、 人生の年輪を重ねれば重ねるほど、そのありがたみがわかるよ…

 女性に贈ることば 365日

二月十三日 時間がたくさんあるからといって、いい子育てができるわけではない。 たとえ時間が限られていても、聡明な心があれば、 子どもとの凝結した触れあいはつくれるものでしょう。(54ページ) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ※この…

 女性に贈ることば 365日

一月三十一日 子どもを育てていく過程では、思いもよらない、困難な出来事に出会うものです。 その時こそ―― お母さん、あなたの愛が必要です。 お母さん、あなたの強さが大切です。 お母さん、あなたが負けないことが、子どもの人生の勝利につながります。(…

 女性に贈ることば 365日

一月二十三日 自分の命を削ってまでも、子どものために生きる― ―母親の愛情とは、それほど深く大きいものだ。(32ページ) 〜同志シンさんより〜

 女性に贈ることば 365日

一月二十日 兄弟のなかでも病弱だった私は、兄たちよりも母に心配をかけた。 戦後、私が夜学に通っていた頃、どんなに遅く帰っても、母は必ず待っていてくれた。 うどんを温めては、「たいへんだったね。たいへんだったね」というひと言に、 無限の母の慈愛…

 「女性に贈ることば 365日」

一月十三日 子どもを一個の人格として尊敬できる親こそ、 立派な家庭人というべきである。 このような家庭人が、社会にあってはよき社会人であることは 疑いようのないところである。(22ページ) 〜同志シンさんより〜

 女性に贈ることば 365日

一月九日母親のなにげない笑顔や振舞いは、 暗い部屋に窓から明るい陽が差し込むように、 花の香りが馥郁(ふくいく)と周囲を包んでいくように、 こどもの心のなかに染み込んでいくものです。(18ページ) 〜同志シンさんより〜

女性に贈ることば 365日

十二月三十日 新しい世紀を創るものは、青年の熱と力である。 そして、その熱と力を呼び起こしていく太陽こそ、 勇気の母たちの、たゆみない行動である。(389ページ) 〜同志シンさんより〜

 女性に贈ることば 365日

十二月二十八日 人生は、誰につくか、誰ととともに進むか、これで大きく決まる。 策略の権力者もいる。 悪魔の如き虚栄家もいる。 貪欲で狡猾な人間もいる。 決して騙されてはならない。 悪人を近づけるな! 善友と交わることだ。(387ページ) 十二月二十九日 …

 女性に贈ることば 365日

十二月二十六日 私たちのこころを明朗に楽しげにさせてくれる母の輝かしい振る舞いよ! 母には上流階級も下流階級もない。 何も着飾らなくてもそのままが大女優だ。(385ページ) 十二月二十七日 どのように過ごしても一日は一日、一生は一生である。 何かある…

 「女性に贈ることば 365日」

十二月十六日 完璧な母親などいません。 欠点も長所もあるから、人間なのです。 そこに人間らしさがある。 だからこそ、子どもも安心できるのです。 自分らしくてよいのです。 (375ページ) 〜同志シンさんより〜