全世界 君を見つめむ 青年部

勝鬨あげて 青春飾れや


御聖訓には「日蓮が弟子檀那の肝要は本果より本因を宗とするなり、本因なくしては本果有る可からず」(808p)と仰せである。
大事なのは「本因」である。
万人が成仏という最高の幸福境涯を勝ち取るための根本の因を、大聖人は南無妙法蓮華経と説き明かしてくださった。
誰人たりとも、今この時、この場所で、妙法を唱え、妙法に生き切ることによって、尊極なる久遠元初の仏の生命に立ち返ることができる。
昇りゆく旭日のごとく、常に鮮烈な生命力で出発できるのだ。
過去の宿業を嘆く必要などない。
「今から」である。
「これから」である。
「いよいよ」である。
この「本因妙」という前進の息吹を、最も滾(たぎ)らせていく力こそ、師弟にほかならない。
正しき師匠を求め、師の心に応えんとする弟子の一念にこそ、前進と勝利の本因が刻まれるからだ。
ゆえに、師弟に生き抜く生命は、永遠に若い。
その人が永遠の青年なのだ。

(続く)


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戦い続けてこられた先生はどこまでもお優しいんだろ。

不甲斐ない弟子といわれたくない。

お応えできる自分になる。

師匠に安心して頂ける自分になる。

いつまでも甘ったれな弟子では本因は刻めない。

(きょん)