一念
いかに日蓮いのり申すとも不信ならば ぬ(濡)れたる・ほくちに・火をうちかくるが・ごとくなるべし、 はげみをなして強盛に信力をいだし給うべし 【通解】 いかに日蓮が祈っても、あなた自身が不信ならば、ぬれている火口に火を打ちかけるようなものである。 勇…
四月三日 何かに縛られているように感じる時。 すべてが受け身になっている時。 なんとなく迷いが感じられる時。 そういう時ほど、一念を逆転させて 「さあ、この道を貫こう!」と決めていくことだ。 その一念のなかに、真実の「春」が到来する。(106ページ)
二月八日 世間は矛盾だらけである。 正しき眼をもっていないともいえる。 問題は、その矛盾を突き抜け、大きく乗り越えて、 どう揺るぎない自分自身をつくりあげるかである。(49ページ) 〜同志シンさんより〜
一月二十四日 世間体や表面的な次元にとらわれた生き方では、いつまでたっても安心感は得られない。 いつも何かに左右され、軸がなくなってしまう。 すると、「困った」「どうしよう」と、グルグル回っているだけで前へ進まず、 愚痴や心配が絶えなくなって…
【 一念 】 いかに全てが整っていても、「心」が惰弱であり、 意気地がなければ偉大な仕事は成しえない。 いわんや絶対の幸福境涯の確立などできるはずもない。 苦難の時こそ、どれだけ強靭な「一念」「一心」を発揮して 仏道修行を貫き通すか。信心の要諦は…